2009年03月01日
社長としての心構えとは ー会社は毎日つぶれている 西村英俊ー
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仕事がら経営者や社長と呼ばれる人たちと付き合うことが多い。日本全国には数百万と会社がある訳で、ひとくくりに「社長とは…」なんてことは言えないが、一応に感じるのは他の社員と比べると能力が頭一つ以上飛び出しているということ。
外を向いているからとか、自分より能力がある人間は排除してしまうからとか、色々と説はあるが、一つの理由に「他の社長から学んでいる」という面があるのではないかと思う。
社長にしかわからない悩みや社長にしかわからない事柄を他の社長に相談したり、先輩社長から注意を受けるなどしながら、社長コミュニティーの中で学んでいっているのではないかと思う。
そんな社長が社長を育てるという営みを書籍にしているのが、本書「会社は毎日つぶれている」だ。
本書の内容を一言で表せば、「会社は毎日つぶれているのだから、社長たるもの常にリスクを察知し、リスクをいかに排除するのかを考えなさい」というもの。しかし、その一言には、リアリティと発言としての重みがある。著者が日商岩井の最後の社長かつ、双日の初代社長であることがそうならしめているのだろう。いわゆる、くぐり抜けてきた修羅場の数が違うというやつだ。
「社員の大丈夫という報告ほど、信じてはいけないものはない」「燃え尽きたときが会社の辞め時」「改革疲れにいかに対応するか」
このような、本来社長から社長に、社長コミュニティーの中でしか伝えられてこなかった知識が一冊の本になっていることに、この本の価値があると思う。
現在経営をしている方、人をマネジメントしなければならない方は、本書というメンターを身につけてみることをオススメしたい。
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