2008年05月27日
時代の空気感を読むこと
[日記 ]
ある人が、「今は遊ぶ時期じゃない」
ということを言っていた。とてもまじめな人なのだと思う。
でも、本当に遊びがなくなってしまったなら、その人の価値はかなり棄損されると思う。
大事なことは、今周りがどちらを向いていて、どんなことが見えていないのかを見ることだと思う。
それには、自分のスタンスが重要なことは言うまでもないし、バックボーンとなる知識なり経験なりが必要だと思う。しかし、周りがどうのように動いているのかを知ることはもっと重要なことだと思う。
どんな仕事も近い部分があると思うけれど、特に知的生産による仕事の場合には、明確な付加価値を出すことは非常に難しい。たとえば、コンサルもそうだし研究者もそう。「なんでこの値段?」は回答を窮してしまうだろう。
だからこそ、現在どのような流れの中にいるのかを知ることは大事なことだと思う。流れとは全く違ったものを言ったり書いたりしても価値はないと思う。的確に流れを読んだものが必要だ。
一方、流れにあっているからと言って意味があるとは限らない。いかに、流れの中で見逃してしまう真実をあぶり出せるのかが重要だと思う。
そして、流れを読むためには適度に遊ぶことが重要だと思う。何が流行っているのか、周りはどういうものに興味を示すのか、そんなことにアンテナを張り巡らすのが大切なのだと思う。遊びがないと、つい自分が今持っている枠組みだけで世界を見ようとしてしまう。人は、見たいものしか見えない。故に、自分の枠組みで世界を見れば、枠組みに合致した部分だけがクローズアップされ、それを世界のすべてと勘違いしてしまうだろう。
それは、どんなスタンスを持っていようが知識を持っていようが、自らの価値を著しく毀損されることになると思う。
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