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人材育成を研究している橋本諭のブログです。eラーニング(e-Learning)や人材育成、インストラクショナルデザインを専門としており、教育工学、学習科学、OJT、ワークプレイスラーニングの研究しています。eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン、企業内人材育成入門を上梓。

2008年05月11日

仕事は遊びじゃないんだぞ!! だから負けるんじゃないかな

[日記 ]

僕は新入社員の導入研修によくあるコメントが嫌いです。それは、

「今日から社会人なのだから、学生時代の甘えは忘れてしっかりやってほしい」
というもの。

ほかにも、
「これまではお金を払って勉強してただろうが、これからはお金をもらって勉強するのだから、気持ちを新たにしろ」
などがあります。

これらは、社会人としての心得を述べたものなので、そうした気持ちが必要だと思います。しかし、ただ単純にこうした「社会人>>学生」という構図で考えることは思考停止を生んでいるのではないかと思う訳です。

特に日本企業は、新しいビジネスモデルを提示できずにいると思います。それは、すなわち今までのやり方が通用しなくなった。極論すれば、今までのやり方が(今の時代では)間違っているということです。

梅田望夫氏は、著書Web人間論の中で「新しいものを作り出す人々には狂気のようなものがある」と述べています。グローバル時代を迎え競争は激しさを増しています。そうした中を生き残るには、当たり前のことではありますが愚直な努力をする必要があるのだと思います。そうした努力をするときに、「仕事なのだから」とやる人と、「面白いからやる」という人とでは、どちらが長く、深く集中することができるのかということです。

面白いからやるという人たちは、仕事を仕事とはとらえず、遊びの延長、あるいは自分の信念に突き動かされるようにやる人たちだと思います。もちろん、いろいろと例外はあるとは思うのですが、夢中になっている人たちに勝つのは簡単ではないと思います。

仕事は遊びじゃないんだということは、仕事は面白くないものを仕方なくやるものという面が少なからず隠されていると思います。将来10年20年を考えたときに、そのような仕事のスタイルで本当に大丈夫なのでしょうか。

僕は、どこぞの研修担当者から上記のような言葉を聞くたびに疑問に思っています。


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投稿者 橋本 諭 : 2008年05月11日 12:25 このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマークへ追加

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