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人材育成を研究している橋本諭のブログです。eラーニング(e-Learning)や人材育成、インストラクショナルデザインを専門としており、教育工学、学習科学、OJT、ワークプレイスラーニングの研究しています。eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン、企業内人材育成入門を上梓。

2008年05月03日

使っている言葉に仕事柄が出る

[人材育成 ]

私は仕事柄いろいろな職業の方々から話を聞きます。

特に面白いのは、「そんな仕事があることなんて今の今まで知らなかったよ」という方々の話を聞くことです。もちろん、仕事なので何らかの意図を持って話を伺う訳ですが、すぐには理解できないことが多いです。

それは、その業種やその会社ならではの専門用語「ジャーゴン」があるからです。人は知らず知らずにジャーゴンを使うようになり、そのうち使っている用語がジャーゴンかどうかもわからなくなるものです。

例えば、わたしの周りでは、「スプレッド」だとか、「ヘッジ」するとか、「弱含み」とか「MECE
」とかがよく出てきます。もちろん、それらは使うべき箇所で使っているのですが、ジャーゴンを共有した人同士の中では、関係ない話にも使うようになるものです。

汚い話では、「こないだ合コンいったときに、ヤバい"ポジション"取っちゃったんで、今"含み損"な訳で…。個人的には"オプション"買ったつもりだったんだけど」のような話が出てきます。(あまりにも汚い話なので翻訳しません)

さて、同様にどのような業種でも会社でも、少なからずジャーゴンは存在します。はじめは、どんな会話だか全然わからないのですが、ゆっくり確認しながら話を聞いてみると、だんだんわかるようになってくるから不思議です。そして、ジャーゴンを理解することで話をより一段深いレベルで理解できるような気にさえなります。それはつまり、ジャーゴンとして使われている言葉には、通常の意味合い+αがあるのかなと思います。だからこそ、自然とそのような用語を使うようになってくるのかなと、最近感じている次第です(学術的な裏付けは取っていませんが)。

ここでちょっとしたお遊びを。
仕事上使っている言葉を、ご家族に対して使ってみてください。そして、意味が分からなかった言葉をあげてもらいましょう。その時出てきた言葉が、あなたの仕事の特性なり特徴を示しているものだと思います。

それは、納得感のあるものでしょうか? それとも、意外なものでしょうか?

もしかすると、あなたの仕事の意外な面が見えてくるかもしれません

投稿者 橋本 諭 : 2008年05月03日 05:29 このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマークへ追加

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