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人材育成を研究している橋本諭のブログです。eラーニング(e-Learning)や人材育成、インストラクショナルデザインを専門としており、教育工学、学習科学、OJT、ワークプレイスラーニングの研究しています。eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン、企業内人材育成入門を上梓。

2007年10月13日

ネット授業参加

[eラーニング ]

本日、ネットを使った遠隔授業にボランティアとして参加しました。

香川大の皆様、小笠原先生、ありがとうございました。

大学時代は、こうした授業を運営する側、大教室で眺めている側だったので、初めて遠隔地からの単独参加ということでしたが、大変良い経験になりました。

授業に出るときというのは、どちらかといえばOne of them といいますか、そういった気分だったのですが、遠隔地から参加するというのは、緊張感がありました。
また、コメントをするという立場だったのですが、正直、画面の向こう側の方々がどのような気持ちで授業を受けておられるのかとか、前提知識をどの程度もっているのか、普段からどのような性格の方なのかとかがわからないというのは、難しかったです。

逆に言えば、eラーニングの難しさは、空気を読むことが出来ないということにあるのかもしれません。

高校時代などの大昔を思い出してみても、ある先生のときはクラスは静かだが、ある先生はうるさいということが良くありました。それは、先生が空気をコントロールしていたのだなと思います。

その意味でeラーニングの今後を考える上では、参考になることが多かったです。また、いかに自分の考えを整理できていなかったのかと反省しています。
最後に、質問いただいたことを復習として書いておきます。何らかの参考にしていただければと思います。オンラインでは、言いたいことが言えなかった部分もありますので、多少考えて書いてみました。(これは、対面でのディスカッションよりも掲示板等が優れているといわれる箇所です。)

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Q eラーニングはなぜ普及しないのか?
 基本的には、そういった段階にない企業がほとんどだからだと思います。
 もっと、端的に言えば他のITシステムは、売り上げが上がるか、余計な費用が増えることを防ぐために存在すると思いますが、eラーニングは利益をうまないわけではありませんが、投資から回収までの期間が長く、不確実性が大きいので投資されていないことが多いのではないかと思っています。ですから、思っているよりもパイは大きくないのかもしれません。

 後は、コンテンツがまだまだチープだと思います。
 正直、メディアとしてみたときに、紙ってのは、ものすごい発明なわけでそれを超えようとするのは簡単ではないということだと思います。にも関わらず、それほど作りこまれていないものが多いのではないかと思います。

Q eラーニングの最新の動きは何か?
 最近の動向はつかみきれていません。その理由は、いくつかありますが、一つには、eラーニングといわずにeラーニング的なことをしているものが多くなったからです。任天堂のDSなんてのは、自分はeラーニングだと思います。

 一方、コンテンツはハードやソフトの技術的な制約を受けるので、ハードが新しくなれば新しいコンテンツが出てくるのだと思います。後は、アイデア一発勝負というようなものだと思いますが、そちらに関してはまだ見つけられていません。 

Q HRMはIT化していくのか
 この質問は、非常に奥深く、最もきちんとした答えが出来なかったと反省しています。

 そもそもHRMとは何か? がハッキリとしていないと思っています。それは、大きすぎてハッキリとしないのか、漠然と行われてきたからハッキリとしないのかはわかりませんが、とにかくぼんやりしています。会社によっても違います。

 ですから、すべてのものは自然とIT化されていくので、その範囲以上にIT化されるかといわれるとわからないというのが正直なところです。すみません。 

Q CLOの役割は?
 文化を創ること。これに尽きると思います。
 創ることには、(外部環境の変化と共に知らず知らずに変わってくる)文化を守っていくこと、積極的に介入していくことの両面あると思います。
 その際の変数は、社員一人ひとりにどう働きかけるかという点が特徴だと思います。

投稿者 橋本 諭 : 2007年10月13日 14:01 このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマークへ追加

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