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人材育成を研究している橋本諭のブログです。eラーニング(e-Learning)や人材育成、インストラクショナルデザインを専門としており、教育工学、学習科学、OJT、ワークプレイスラーニングの研究しています。eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン、企業内人材育成入門を上梓。

2006年10月12日

eラーニングはアイデアを形にするために

[eラーニング ]

eラーニングを使っていて引っかかるのは、些細な点にある。

・次へのナビゲーションが思っていたところにない
・スクロールが操作しにくい
・入力しなければならないことが多い
・思ったよりも一単元に時間がかかる

こんなことだ。

これらの問題は、そもそもの全体設計の問題であったり、LMSの制限であったり、画面デザインのユーザビリティの問題だったりする。また、人それぞれ好みの問題であったりするので、形成的評価を繰り返していく必要がある部分でもある。

さて、このような問題点を見たときに出る反応のうち、いくつかは

・これはLMSの仕様なんですよ
・SCORMだからねぇ……(おまえSCORM知らないだろ、、ごちゃごちゃ言うなよ)
・ラジオボタンってのは、ひとつ選択することしか出来ないんですよ
・Webですからねぇ
のようなものだろう。

今までは、eラーニングの作成側にいたため気付かなかったが、この反応というのは、
テクノロジーにデザインが内包されている考え方であり、デザインを実装するためのテクノロジーにはなっていない。もっと言えば、アイデアがテクノロジーに縛られているのであり、アイデアを生かすためのテクノロジーにはなっていない考え方だ。

このような考え方をしているうちは、本当に必要なデザインや仕様は出てこないのではないだろうか。

アイデアとしてのブレークスルーは、「こんな簡単なこと、何で気付かなかったのだろう」という所に眠っているものだったりする。

あなたのアイデアは、チープなテクノロジーに縛られていませんか??

投稿者 橋本 諭 : 2006年10月12日 05:57 このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマークへ追加

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