2006年06月01日
2005年度は、労災の申請、認定共に過去最多となったという。
過労病:05年度の労災認定は330人、過去最多−話題:MSN毎日インタラクティブ
労災といえば、昔は職場での怪我が多かったようだが、現在ではうつ病をはじめとする精神障害が多くなっている。
うつ病に対して問題なのは、それがあたかも病気ではなく、サボりだとみなされてしまう点だろう。特に、昨今ではリストラという名の首切りにより人員削減が行われ、相対的に長時間労働を強いられるケースが多くなっている。そのような企業においては、うつ病になっていてもうつ病なんていえない空気が作られてしまうケースもありそうだ。しかし、うつ病は病気なのである。
さて、そのように従業員は病んでいることが見て取れるが、一方で企業は好調さを持続させている。景気動向指数なども堅調に推移している。
景気が回復してくると、企業の好調さは従業員に波及してくるはずなので、そろそろ景気のいい話が増えてくる頃かと思うが、上記のような問題点も内包している。企業が元気になる過程では、一人ひとりの従業員のがんばりがあったはずであり、様々な犠牲の上に成り立っている。そして、結果として景気は良くなり、我慢の恩恵を受ける頃にがんばった従業員たちは疲弊しきってしまっているのでは、現代の滅私奉公そのものである。
従業員の置かれた環境が今後劇的に変化するとも言えず、結果的にもうつ病は増えていく気がする。大事なはずの人材が疲弊しないためには何が出来るのだろうか。
参考URL
日経BP社の人材開発支援サイト ヒューマンキャピタル Online: メンタルヘルスと「うつ」を知るサイト
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