トロッコ蜜柑人材育成研究所トロッコ蜜柑人材育成研究所
〜〜It's time to change me!!〜〜
人材育成を研究している橋本諭のブログです。eラーニング(e-Learning)や人材育成、インストラクショナルデザインを専門としており、教育工学、学習科学、OJT、ワークプレイスラーニングの研究しています。eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン、企業内人材育成入門を上梓。

2005年10月24日

eラーニングとモチベーション

[eラーニング ]

かなり前にgogoqmpさんに頂いた質問。コメントに書く量ではないと思ったので、エントリーにします。

卒論を書いているところたどり着きました。
gogopmpと申します。難しいことはわかりませんが、
実際に体験してみて、
eラーニングは、学習モチベーションが下がりやすいと思っています。
形だけの学習で、終了を急ぐゲームのような学習方法が多いように思います。
長期的に続けられ、本当の知識が身につくeラーニングとは?ということ試行錯誤しています。
何か良いお知恵、書籍などありましたら、お教えいただけませんでしょうか。

eラーニングと学習のモチベーションを考える上で重要なことは、どんなeラーニングを用いるのかということです。
完全に遠隔(ディスタンスラーニング)にするのか、それともブレンディングとして用いるのかで大きく異なります。

ここでは、WBT(ウェブベースドラーニング)を指しているようですので、それを想定して回答します。一般的に私が、モチベーションといわれた際には、ARCSモデルを使うといいのではないでしょうかと答えます。ARCSモデルは、アメリカのケラー先生が発表されたモデルで、A(アテンション 注意) R(リレバンス 関連性) C(コンフィデンス 自信) S(サティスファクション 満足)に考慮した教材を作成することで、動機付けることができるという理論です。

参考:岩手県立大学 田中さんのWebサイトARCS ON WEB

さて、eラーニングの別の側面では、何を持って成功とするのかという問題があります。学習とは、知識のある人からない人に伝達するという形のみであるならば、知識を身につけることが重要でしょう。しかし、実際に車のエンジンの構造を知らなくとも車を運転することはできます。教習所でも、エンジンの構造よりも車を運転することのルールのほうが重点が置かれているわけです。

そういった意味から考えれば、eラーニングをどう使うのかというほうが非常に重要です。私は、そのような観点からインストラクショナルデザインに興味を持っています。

投稿者 橋本 諭 : 2005年10月24日 13:10 このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマークへ追加

このeラーニングカテゴリの関連記事


« フジサンケイビジネス アイ にeLPCOオープンフォーラムの記事が掲載 | メイン | eラーニングとモチベーション2 »

おすすめ情報

eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン 紹介ページ

eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザインeラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン
玉木 欽也(監修) 齋藤 裕 松田 岳士 橋本 諭 権藤 俊彦 堀内 淑子 高橋 徹

東京電機大学出版局 2006-05
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

楽天:【eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン】



コメント
コメントしてください




保存しますか?


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL: