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人材育成を研究している橋本諭のブログです。eラーニング(e-Learning)や人材育成、インストラクショナルデザインを専門としており、教育工学、学習科学、OJT、ワークプレイスラーニングの研究しています。eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン、企業内人材育成入門を上梓。

2005年08月19日

iTMS−Jでeラーニングの教材が買えたら面白い

[eラーニング ]

eラーニングが爆発的に普及するというのは、ネットラーニング岸田社長の弁だが、eラーニング関係者の話を総合すると、岸田氏以外から爆発的に普及するという発言を聞いたことがない。岸田氏は、ネットラーニングという業界最大手のトップということで、われわれには触れられない情報を得ているのかもしれないので、なんともいえないが、氏のブログの中でも感覚的には触れられているものの、具体的に示されたものを見たことがないので、本当かな??というのが私の肌感覚だ。

ひとつの普及の形態を思うと、それはデリバリーに革命が起こることだと思う。特に、現状eラーニングはBtoBがほとんどであり、BtoCにはほとんど進出できていない。

もちろん、ビジネスとしてBtoCがペイするのかといわれると非常に厳しい問題があるとは思う。(具体的にはBEPブレイクイーブンポイント、損益分岐点まで持っていくのが、現状の人月ベースによるコスト体質ではBtoCでは厳しいと思う。)

しかし、もしペイできる。あるいは利益がもたらせるとしたら、それはアップル - iTunes - Music Storeのようなデリバリーの形態が確立されることだろう。現状、iTMS-Jは、i-Tuneというソフトでしか使うことができない。しかし、数日で100万曲のダウンロードが行われたという実績は、音楽ソフトというある程度、現状でも流通しているソフトという面を考慮しても評価できる。このような大規模なダウンロード及び課金システムができたのなら、eラーニングのBtoCも普及する可能性があある。それは、前述しているとおり、eラーニングがICTの利便性を生かし、ロングテールを築くことができる可能性を持っているからだ。

ロングテールがもたらすメリットは、損益分岐点に直結する。もう少し具体的に書けば、仕組みさえ構築すれば、変動費がほとんどかからない。つまり、教材を作れば作るほど儲かるという仕組みを構築することが理論的には可能だと考えられるからだ。

もちろん、そんな技術的な話だけではなく、現状eラーニングの教材を買おうと思っても売っているところがない。それをここに行けばたいていの教材は揃うというような場所があれば面白いと思う。

投稿者 橋本 諭 : 2005年08月19日 03:09 このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマークへ追加

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