2005年08月01日
T-1グランプリは、陳腐なアイデアだけど…
[eラーニング ]
T-1グランプリ ─ きみが選ぶインターネット家庭教師が一部で注目を集めている。
簡単に言えば、きれいなお姉さんに勉強を教えてもらうことで、やる気を出して勉強できるようになるというものだ。eラーニングが、いろいろな方法でやる気を出してもらおうとしているところに、直接的に殴りこまれたという形だ。
一見すると、すばらしいアイデアだが、この程度のものは誰でも思いつく。すばらしいのは、実際に実行しているということだ。
あるeラーニングのワークショップで、従業員にやる気をもってeラーニングに取り組んでもらおうという企画の際に、問題を一問正解するたびに、女の子が一枚づつ服を脱いでいくのはどうか?と提案したという、うそなのか本当なのかわからない話がある。要するに、イルカや犬の調教と同じで、明確な報酬を与えることでやる気をもってもらおうという考え方だ。
今回の場合は、きれいなお姉さんのあたかもミスコンのように仕掛けることにより、目新しさを狙っているに過ぎない。
もし、この企画がインパクトをもっているのだとすると、それはeラーニング業界のアイデアのなさを如実にあらわしていると思う。この程度のアイデアは、どこでもあるし、誰でも思いつくからだ。
テレビでもアダルト系、要するにエロ系の話題は視聴率を集める。しかし、短絡的にそちらに流れていけば、コンテンツとしての成熟はなくなる。インターネットも同様だ。エロ系のページビューはやはり無視できる量ではない。しかし、そちらに流れるのでは市場を大きくすることはできない。
こんな企画を本気でやる家庭教師のトライにはエンターティナーとしての魅力を感じる。家庭教師は人が勝負で、コンテンツはすべて俗人的なものでしかないという強烈な選択と集中がある。ドラマを脚本ではなく、キャスティングで決めるというようなものだろう。悪くはない。でも、教育的には良いとはいえないなあと思ってしまう。
ただ、面白そうなことに間違いはない。次には、イケメン先生のコンテストも行うということなので、注目を集めそうだ。
同様のアイデアであれば、萌ラーニングなんてのはどうかな? すべてCGであれば、コストも抜群に低くできる。さらに、完璧なパーソナライズができる。さらに、eラーニングの課題であるコンピュータにどれだけ向かってもらうのかという点を、萌えにはまる対象は、比較的コンピュータに触れている時間が長いだろう。
これからは、萌ラーニングだといわれる時代が来るかもしれない。
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