2005年05月25日
状況に埋め込まれた学習―正統的周辺参加
[書籍 ]
正統的周辺参加に関する著名な1冊。レイブとウェンガーの翻訳書である。
レイブとウェンガーは学習を命題的知識の獲得と定義するのではなく、学習を特定のタイプの社会的共同参加という状況におく。
LPPは、訓練とか徒弟制においてはっきり現れるだけではなく、あらゆる種類の活動に存在しているはずの実践の一つの特徴と見る事ができるということである。
実際の業務から切り離された訓練では、学習状況を操ることはできるが、業務を遂行する力は養われない。
上記のことは、教室で先生から教わるということを学習とするのではなく、様々な共同体に参加することにより獲得していくものとしている。つまり、
学習とは、単なる転移や同化のプロセスではない
ということだ。
また、
正統的周辺参加論の立場が従来の多くの教育論とかなりはっきり異なる点の一つは、学習を教育とは独立の営みとみなしたこと
というのは、大きな違いだろう。
一番感動的な一文は
勉強をする、というのはおかしい。何かをするときに、「勉強」が結果的に伴っている、というのが本来の学習なのだ。
| 状況に埋め込まれた学習―正統的周辺参加 | |
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