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人材育成を研究している橋本諭のブログです。eラーニング(e-Learning)や人材育成、インストラクショナルデザインを専門としており、教育工学、学習科学、OJT、ワークプレイスラーニングの研究しています。eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン、企業内人材育成入門を上梓。

2005年05月31日

世界のHRの現状

[教育全般 ]

IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社による世界の主要業界のCHRO(Chief Human Resource Officer:最高人事責任者)を対象にしたレポート。

世界のCHROが直面している課題として、 1)成熟市場に属する企業で人財(ヒューマン・キャピタル)の管理方法が消極的となる傾向 2)社内での人財育成と外部の人財獲得のバランス 3)優秀な人財の維持 4)人財評価の基準

CHROやCLO(チーフラーニングオフィサー)などの業務の区分さえも明確でない中、これらの課題が出てくるのは当然の結果のように思われる。

育成に投資している企業は、そうでない企業に比べて従業員一人当たりの収益が3倍高くなるという結果

このような結果が教育への投資増へつながっていくと、教育産業も少しは潤ってくるのだろう。

人財評価の基準についてみると、評価基準の上位に従業員の満足度や管理職の満足度が並んでおり、ビジネス効果やROIによって評価している企業は半数未満となっている

小さな面で見れば、研修などの効果をビジネス効果やROIで評価できるのかというのが、課題だろう。しかし、あまりに行き過ぎて評価するのも好ましいとは思えない。

日本企業の問題点として


日本の人事部では労務管理にパワーが割かれており、仕事もルーチンワークが中心になっている。また、企業のトップからも、(人財開発を)求められていないようだ

と述べられているが、こここそが、一番の問題かもしれない。

「日本の人財開発は最低レベル?」、IBCSが世界の人事責任者への調査結果を発表

投稿者 橋本 諭 : 2005年05月31日 13:30 このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマークへ追加

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