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人材育成を研究している橋本諭のブログです。eラーニング(e-Learning)や人材育成、インストラクショナルデザインを専門としており、教育工学、学習科学、OJT、ワークプレイスラーニングの研究しています。eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン、企業内人材育成入門を上梓。

2005年03月05日

大学院教育の質の低下

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大学院生は大人か子供か?


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<概要>

 ●大学院教育の質の低下


日本経済新聞による大学院教育に対する特集で、質の低下が叫ばれている。
大学の経営的な面から量の拡大が図られたこと。就職以外のモラトリアムとし
ての選択肢。研究者育成という大学教員の意識と社会ニーズとの乖離などなど

様々な点が指摘されている。

だけど何が本質的に原因なのかはわかっていない。

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<感想>

 大学院生として、非常にリアルな話題で大変興味深い。大学院に進学する人
たちは22歳以上と立派な大人だ。確かに、社会的に見れば若造かも知れないが、
ある程度一人の社会人として扱ってもらいたいところだ。

 成人学習理論といった大それたものではなく、単純に大人として扱ってもら
える環境が必要ではないかと思う。

 でも…そうすると大学院生にも大きな責任が生じるということになる。

 それって、結構大学院生にはきついことなのではないだろうか?もちろん、
能力がある人にとっては、最高の環境だと思うけど…

投稿者 橋本 諭 : 2005年03月05日 03:20 このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマークへ追加

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コメント

1. 投稿者 hakase : 2005年03月07日 05:56[RES]

こんにちは。私は大学の6年生です。院生ではありませんがもうすでに24歳です。私の意見としてはやはり院生は大人ではありますが、社会人ではありません。社会人というのは誰にも頼ることなく(金銭的にも、精神的にも)自分で一人前でやっていくことだと思います。もし、年齢は成熟しているがある一面で扶養者に頼ることがあればそれは大人であっても決して社会人にはならないと思います。そういう私もまだまだ頼ってばかりのヒヨコですが(笑)。最近の院生の質低下というのは社会人になりきれない大人が集まった集団になってしまったからではないだろうか、と思うのです。なんとなくモラトリウムの感覚で院生になったり、一人前になるのを拒否するように院生になる学生がもしいるとしたらやはり大学院の質は低下して当然だと思います。大学院というのはやはり明確な将来や社会に対する目的意識があってこその学ぶ場であってほしいです。社会人がもう一度学びなおすため大学院に通いなおすことが増えているそうですが、社会に出て見出した確固とした目標をもった人が学ぶ場であることが本来の形だと思います。そんなにきれいごとで済まされる場でもないことは大学の教授陣を見ていてわかりますが。いろいろなエゴや権威で成り立っているのも大学や大学院です。

2. 投稿者 hashimoto@トロッコ蜜柑 [TypeKey Profile Page] : 2005年03月11日 09:39[RES]

>>1 hakaseさん コメントありがとうございます。
>最近の院生の質低下というのは社会人になりきれない大人が集まった集団になってしまったからではないだろうか、と思うのです。なんとなくモラトリウムの感覚で院生になったり、一人前になるのを拒否するように院生になる学生がもしいるとしたらやはり大学院の質は低下して当然だと思います

まさにそのとおりだと思います。ただ、同様の問題は、社会に出ても発生している(社内ニート等)ことですので、ここでは言及を避けました。もちろん、本質的にはそちらが問題でしょう。

また、
>大学院というのはやはり明確な将来や社会に対する目的意識があってこその学ぶ場であってほしいです。

そのとおりですね。そういった人たちが集まった学校だったら、きっとすばらしい学びの場になることだと思います。

>社会人がもう一度学びなおすため大学院に通いなおすことが増えているそうですが、社会に出て見出した確固とした目標をもった人が学ぶ場であることが本来の形だと思います。

これもそのとおりだと思います。テクニカルには、社会人が大学院に来た場合の問題があるのですが、理念的には理想的だと思います。

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