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人材育成を研究している橋本諭のブログです。eラーニング(e-Learning)や人材育成、インストラクショナルデザインを専門としており、教育工学、学習科学、OJT、ワークプレイスラーニングの研究しています。eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン、企業内人材育成入門を上梓。

2005年01月06日

教育やeラーニングでどれだけ本気にさせられるか?

[eラーニング ]

社長に学べ!より。マクドナルド社長の原田さん曰く、
知識として持っていることを
MBAを出ている人が実行できないのはなぜか。
それはもう情熱の違いしかないんですよ。


MBAを取った人などの批判に「知識だけ(口ばっか)で行動が伴わない」というものをよく耳にする。
それは、MBAホルダーの傲慢や慢心が大きな一面を持つだろう。また、嫉妬や憧れといったものもあるのかもしれない。しかし、教育という面から見ると、実用的なものを提供できていたいのではないだろうか?

アメリカでは、古くからMBAのコースが運営されてきているが、日本では生まれたばかりだ。まだ、ほとんど歴史が無い。ただでさえ、企業内教育を研究している人が少ない中、MBAを教育するノウハウがあるかといわれると疑問だ。

今度は、また違った一面から見てみる。
、たとえば
 公園のまわりにいる屋台のラーメン屋で
 いちばん売れているところを探してきて、
 そこのおやじさんに来てもらって
 セミナーをやってみたらどうなると思う?

 公園のどこに屋台を置くか、
 麺はどれだけ事前に仕込むか、
 また来てほしいと思った時に
 どういうことをするか、
 天気によってどういう判断をしているか……

 もしもそういうことを聞いたとしても、
 MBAの基本的な手法を
 ぜんぶクリアしていると思うよ。
 あなたがたよりもできているよ

屋台のおじさんは結果を自分で責任を取るから、
必死に無意識に実体験から学んで、
いいところを伸ばして 失敗からも改良してということを
やっているんですよね。


教育において、受講者にプロ意識をもってもらうにはどうすればいいのだろうか? 確かに勉強だから、実地ではないから、学べるというものもあると思う。しかし、実地で活用できるレベルの教育を行うのであれば、仮想的にでも実地レベルの緊張感なり、緊迫感をもてるようにしなければならないだろう。

場の設定が重要なのか、教材などの構成か、インセンティブの設定か、いろいろと考えられることはある。しかし、一番は学生の学習に対するモチベーションをどのように高めるかに行き着いてしまうと思う。

意欲の低い受講者に高度な緊張感を強いる教育を行っても学習効果は上がらないだろう。結局は、対象者分析とプログラムとのバランスになってくるのだろうか。

投稿者 橋本 諭 : 2005年01月06日 23:00 このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマークへ追加

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