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人材育成を研究している橋本諭のブログです。eラーニング(e-Learning)や人材育成、インストラクショナルデザインを専門としており、教育工学、学習科学、OJT、ワークプレイスラーニングの研究しています。eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン、企業内人材育成入門を上梓。

2004年12月03日

著作権を知っている先生がいない

[教育全般 ]

教員の養成については、非常に議論がされている。しかしながら、それが全国規模で実施されるということはあまり聞かない。小規模での実験レベルにとどまってしまうことがあまりにも多い。
その問題は、文部科学省を中心とした構造がいけないのか、それとも教員一人一人がいけないのかははっきりとしないが、問題があることには間違いないと思う。

さて、著作権だけにとどまらず、ネットリテラシなどの新しい技術に伴う教育の変化は今後も続いていくだろう。また、どんどんと続けていかなければいけないと思う。その過程では、同様の問題が次々と発生していくことが予想されるので、一種普遍的な対策が必要になるだろう。
Yahoo!ニュース - 社会 - 産経新聞
全文引用
インターネットを使った調べ学習が学校の授業に浸透する中、全国の小中高校の55・1%に著作権教育の研修を受けた教員が一人もおらず、著作権保護について「認識はあるが重要とは考えていない」学校は25・8%に達していることが二日、日本教育工学振興会の調査で明らかになった。
 著作権を管轄する文化庁は「子供たちに他人の権利を侵害しないよう教える先生自身が、著作権について知識が少ない」と、教員の意識改革の必要性を強調している。
 書物やホームページ上の著作物をコピーする場合には通常、作者や著者の承諾が必要。しかし、教育目的の場合は、非営利教育機関が著作権者の利益を不当に害さない形で授業内のみで使用するなど、一定の条件を満たせば例外的に作者らの承諾なしに利用できる。
 全国の国公私立の小中高校四千校が対象の今回の調査では、こうした例外的利用の条件を把握している教員がいる学校は10・1%で、著作権を熟知した教員が極めて少ない状況が浮き彫りに。
 中には、大阪府のように公立学校の新任教諭全員に著作権に関する講座を受講させている先進自治体もあるが、学校相手に権利を主張する著作権者も少ないため、本来は著作権について教えるべき立場の学校が「著作権の観点からは無法地帯」(文化庁)になっている側面もあるという。
 日本教育工学振興会では「どんな手続きを踏めば使えるか理解し、積極的に使って授業を充実させてほしい」と強調。文化庁著作権課は「国としても教師向け教材を充実させ、研修の効率を上げるなど対策を講じたい」としている。引用終わり

投稿者 橋本 諭 : 2004年12月03日 13:02 このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマークへ追加

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コメント

1. 投稿者 もんか : 2004年12月03日 22:38[RES]

突然の来訪、失礼します。
私、文部科学ブログなるものを作っております、もんかと申します。
文部科学系のブログを検索して、自分の勉強にさせていただこうとあさましく検索をしておりましたところ、トロッコ蜜柑様を発見し、ここにコメント差し上げる次第でございます。

著作権に関してのご意見、大変参考になりました。

構造が問題なのか、教員が問題なのかという観点、なるほどと思います。現実問題として教員の方は教育を生業としてこられた皆さんなので、構造の方に問題がある気がしてきました。
何をどうすれば、良くなるのか。私には答えがまだありませんが、考える機会をいただいてありがとうございました。
それでは失礼致しました。

2. 投稿者 橋本 諭 : 2004年12月04日 03:21[RES]

もんかさんこんにちは。

このブログの記念すべきコメント第一号です。ありがとうございます。
また、もんかさんのブログも拝見させていただきました。情報源を絞るというのは、ブログの特性を考えてもいい方法だと思いました。

さて、著作権等の問題ですが、構造と教員一人一人と出したのですが、本音を言えば、どちら共に問題があるように思います。私の中では、教育現場が聖域になっていてはいけないという問題意識があります。

現状では、小中高校の中に民間人をいれるという動きが広がっていますが、もっともっと社会の目に触れるような形で広がっていく必要があると思っています。

この問題については、もっともっと書きたいことがあるのですが、それは今後のエントリーで書きたいと思います。

3. 投稿者 もんか : 2004年12月06日 00:22[RES]

コメント第一号なんですか?それは光栄です。

橋本様は教員という観点から、民間人がもっと導入されるべきだとお考えなのですね。

今後のエントリーについても期待しております。
それでは失礼致しました

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