2004年12月12日
eラーニングの普及とディプロマミルの問題
[eラーニング ]
アメリカでは、eラーニングが普及しているのに日本の大学はeラーニングが普及していないという意見がある。この意見に対し、新しい技術に対して、日本は保守的過ぎるというような議論につながっていく。ある意味では、これは正しいが、ある意味では全く違うレベルの話であったりする。
それがディプロマミルの問題だ。
ディプロマミルとは、平たく言うと卒業証書を売るような商売のことだ。
この辺に、詳細が書かれている。
Degree(diploma) Mill(卒業証書製造所)
国際的な質保証に関する調査研究協力者会議(第3回)議事要旨
さて、このディプロマミルは、アメリカでは大きな問題となっているのだ。それは、日本で言う文部科学省のような統一機関が無いので、大学が簡単に設立できることが底辺としてある。そして、アメリカが超学歴(学位)社会ということで、その学歴を得ようとお金で学歴を買おうとする人がいる。そのため、大学が比較的簡単に儲けることができるビジネスと考えられるのだ。
eラーニング以前であれば、キャンパスというものが必要な為、ディプロマミルを見分けるのは比較的簡単だった。しかし、eラーニングになると、大学を見分けるのはブランド名となる校名とWebサイトだけになる。ところが、相手もある意味プロなので、校名は非常に似せて作ってくるため、はっきりいって素人にはわからない。また、Webサイトは誰でも似せて作るのが簡単なため、これも素人では判断できない。
このディプロマミルがものすごい勢いで勢力を伸ばしている。確信犯的にディプロマミルから学位を買ったのなら、自己責任で済むかもしれないが、本当の大学と信じて騙される人も多々いるらしい。
実は、こうしたものもeラーニングのうちに数えられている可能性がある。つまり、アメリカでeラーニングは確かに普及しているが、こうしたいかがわしいものも多数入っているという玉石混合の状態なのだ。
もし、海外のeラーニングを受講しようと思っているのなら、一旦考えてみる方がいい。もしかしたら、その学校はディプロマミルかもしれない。そんなところで取った学位は、ほとんど意味はないし、全く勉強にはならない。確信犯なら別だが…
参考文献:

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紹介している「アメリカ高等教育におけるeラーニング」購入して読んでます。
私はeラーニングのMBAについて調べていますが、ディプロマミルは本当に多く、一つの産業にまでなっているそうです。 [続きを読む]
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